日本の有機化学分野の国際競争力維持と発展を目的として、1989年以来、30年以上にわたり毎年『万有シンポジウム』(札幌、仙台、福岡、名古屋)の開催を支援しています。主な対象者である若手研究者が最先端研究に触れることにより、有機化学の深遠さと広さ、その無限の可能性に啓発され、数多くの素晴らしい人材へと育っています。 また、有機化学を担う視野の広いエリート研究者を育成する「大津会議」や、各種Award(40歳未満の若手研究者に贈る「Lectureship Award MBLA / Chemist Award BCA」や優れた日本人研究者に贈る「名古屋Silver Medal」、更には国際的に偉大な業績をあげた研究者に贈る「名古屋Gold Medal」)を通して、日本の有機化学を担う人材育成に取り組んでいます。 2020年度から更なる若手研究者育成のため、海外在住の研究者を対象とするKYOTO Rising-Star Lectureship Awardを開始しました。 |